Jubatus サーバ

Synopsis

jubaclassifier [options ...]
jubaanomaly [options ...]
...

Description

Jubatus サーバは機械学習の機能を提供する。

Options

  • [] はデフォルト値を意味する。
  • <zookeeper_list> は ZooKeeper サーバの ホスト:ポート をカンマで区切ったものである (例: 10.0.0.1:2181,10.0.0.2:2181,10.0.0.3:2181)。 値の中にスペースを含めることはできない。 ZooKeeper が 1 台のみの構成の場合は、カンマを含めず単に ホスト:ポート を指定する (例: 10.0.0.1:2181)。
-p <port>, --rpc-port <port>

RPC リクエストを受け付けるポート番号。 [9199]

-b <address>, --listen_addr <address>

RPC リクエストを受け付ける IPv4 アドレス。

指定されていない場合、すべての IPv4 アドレス上でリクエストを受け付ける。

-B <interface>, --listen_if <interface>

RPC リクエストを受け付けるネットワークインターフェース。

指定されていない場合、すべてのネットワークインターフェース上でリクエストを受け付ける。

--listen_addr と併用することはできない (同時に指定された場合は、このオプションは無視される)。

-c <num>, --thread <num>

RPC リクエストを受け付けるスレッド数。 [2]

-t <seconds>, --timeout <seconds>

RPC セッションのタイムアウト時間 (秒)。 [10]

0 はタイムアウトを無効にすることを示す。

-d <dirpath>, --datadir <dirpath>

save/load RPC リクエストを受信したときに学習モデルを保存/復元するディレクトリ。 [/tmp]

-l <dirpath>, --logdir <dirpath>

ZooKeeper のログファイルを出力するディレクトリ。

指定されていない場合、ログは標準エラーに出力される。

-g <log_config>, --log_config <log_config>

ログの出力設定を log4cxx 設定ファイル (XML) で指定する。

指定されていない場合、ログは標準出力に出力される。

-f <config>, --configpath <config>

サーバの設定ファイルへのパスを指定する。

--zookeeper を指定しない (スタンドアローンモードで動作させる) 場合のみ、このオプションを使用する必要がある。

-m <model>, --model_file <model>

サーバ起動時に読み込むモデルファイルへのパスを指定する。

-D, --daemon

デーモンモードで起動する (コンソールから切り離す)。

-T, --config_test

設定ファイルの内容の妥当性を確認して、すぐに終了する。

-z <zookeeper_list>, --zookeeper <zookeeper_list>

ZooKeeper サーバの一覧。

指定されていない場合、Jubatus サーバはスタンドアローンモードで動作する。

-n <name>, --name <name>

インスタンス名 (タスクを識別する ZooKeeper クラスタ内でユニークな名前)。

--zookeeper が指定されている場合のみ、このオプションを指定する必要がある。

<name> には、ZooKeeper のノード名として使用できない文字 (/ など) を使用することはできない。

-x <mixer>, --mixer <mixer>

MIX ノードの選択に使用する MIX 戦略を指定する。 [linear_mixer]

linear_mixer, random_mixer, broadcast_mixer, skip_mixer のいずれかが指定できる。 エンジンによって、使用可能な MIX 戦略は異なる。

-s <seconds>, --interval_sec <seconds>

<seconds> 秒おきに mix を行う。 [16]

0 を指定すると、時間契機での mix の起動を行わない。

-i <count>, --interval_count <count>

<count> 更新ごとに mix を行う。 [512]

更新カウントは、学習モデルを更新する API (分類器の train など) を呼ぶたびにインクリメントされる。

0 を指定すると、更新契機での mix の起動を行わない。

-Z <seconds>, --zookeeper_timeout <seconds>

ZooKeeper と Jubatus サーバ間のセッションのタイムアウト時間 (秒)。 [10]

-I <seconds>, --interconnect_timeout <seconds>

Jubatus サーバ間で利用する RPC リクエストのタイムアウト時間 (秒)。 [10]

-v, --version

Jubatus サーバのバージョンを表示する。

-?, --help

このコマンドの簡単な使い方を表示する。